お客様によって、ジェルネイルの持ちはさまざまです。
一般的にジェルネイルは3〜4週間持つと言われていますが、 それはジェルネイルと爪の相性が良い「ジェルネイルの持ちが良い」場合の目安 なんです。
ジェルネイルが長持ちしない人は、2週間くらいしか持たないことがあります。
では、どういった方の持ちが悪いのでしょうか。
そして、どうすれば長持ちするのでしょうか。
爪が傷んでいる人
ジェルネイルは健康な爪のほうが長持ちします。
それは、ベースジェルは爪の1層目に定着するように作られています。
傷んだ爪は、その1層目が削れてなくなっているので持たないんです。傷んだ爪は元に戻ることはないので、爪が伸びて健康な爪に生えかわるのを待たなくてはなりません。
そのためにも、しっかりと爪を育てていくようなネイルケアと、爪の表面が傷まないような下準備(プレパレーション)をしましょう。
そうすることで、爪を保護しながら健康な爪を生やすことができます。
指先に負荷がかかったり水分の多い環境にいる人
ジェルネイルは、衝撃や水分の多い環境が苦手です。
- パソコンなど指先を使う仕事
- 指や手に力を入れることが多い
- 趣味で指先をよく使う
- 家事や育児、介護などで手をよく洗う
- サウナやプールによく行く
できるだけ爪先に衝撃が加わらないようにしたり、長時間水分の多いところにいないようにすることで、持ちが変わってきます。
そういったことが原因なんですと伝えることで、お客様の意識も変わってきますよ。
爪の油分が極端に多い人
爪の表面に、油分がにじみ出てくる方がいます。
通常ではプレプライマーで油分除去をすると、ジェルネイルの定着を良くすることができますが、それでは追いつかないのです。
そのような油分の多い人は、ジェルネイルの持ちが悪いです。いつも通りベースジェルを乗せると、乗せたそばから中央に向かってジェルが縮んできます。
施術の対処法として、ベースジェルを乗せる直前に強力に油分を除去する必要があります。
- ウッドスティックにコットンを薄く巻いたもの(コットン巻き)したものに、アセトンを染み込ませます
- 爪の表面を1で拭き、その後すぐにベースジェルを塗って硬化させます
- これを1本ずつ行い全ての爪に施術をします
これでベースジェルがしっかりと乗ります。
そうすれば、その上に乗せるカラージェルなどは縮む心配がないので、そのあとは通常通り施術をしてください。
爪がエナメルのような方
ジェルネイルの下準備として、通常180グリッド程度のバッファーでサンディングをしていきますが、それではなかなか爪表面が曇らない人がいます。
そういった場合、爪の表面がエナメルのような状態で傷が入りにくい性質になっています。
傷が入りにくい=ジェルの持ちが悪く、これが原因の場合が多いです。だからといってどんどん力を入れて爪に傷を入れてしまうと、爪が削れてしまいます。
そうではなく、グリッド数を低くした粗めのバッファーでサンディングをしてください。
あくまで爪を削るのではなく曇らせることが目的なので、爪を傷めないように細心の注意を払いましょう。
サプリメントや薬を飲んでいる方
爪には蒸散作用があります。
サプリメントを積極的に摂取している方は、体内で余った成分は体外に排出されるのですが、それが爪の表面から出ていくことがあります。
特にビタミンB系や燃焼系サプリメントはそれが強いようです。
後は飲んでいる薬によっては、同様なことが起こるといわれています。
それが原因で、特に中浮きといったジェルネイルの中央が浮いてしまうことがあります。その場合は、それらをやめてくださいと強制はできないですよね。
それが原因となってジェルネイルが持たない場合もあるとお伝えする程度にとどめましょう。
それを聞いて、やめられるものであればやめるでしょうし、そうではない場合は納得していただくしかありません。
そこはお客様の価値観であり、ネイリストが強要するべきものではないですね。
まとめ
ジェルネイルが持たないといっても、その原因は色々あります。
原因がわかれば、ネイリストから施術方法の提案やアドバイスができます。
今回お伝えした5つの原因を参考にしてみてくださいね。
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