お客様によって、ジェルネイルの持ちは様々です。

一般的にジェルネイルは3〜4週間持つと言われていますが、それはジェルネイルと爪の相性が良い「ジェルネイルの持ちが良い」場合の目安です。

ですから、長持ちしない方の場合は2週間くらいしか持たない場合があります。

では、どういった方の持ちが悪いのでしょうか。そして、どうすれば長持ちするのでしょうか。

爪の油分が多い方

爪の表面に、油分がにじみ出てくる方がいます。

通常ですとプレプライマーで油分除去をすることで、ジェルネイルの定着を良くすることができますが、それでは追いつかないのです。

そのような方に通常の施術方法でベースジェルを乗せると、乗せたそばから中央に向かってジェルが縮んできます。

そのまま硬化すれば、爪の中央にしかジェルが乗っていない状態になってしまい、カラージェルが乗せられません。

そのような極端な方はまれですが、私はいままでそのような方を一度施術したことがあります。

施術の対処法として、ベースジェルを乗せる直前の一手間が必要になります。

1・ウッドスティックにコットンを薄く巻いたもの(コットン巻き)したものに、アセトンを染み込ませます
2・爪の表面を1で拭き、その後すぐにベースジェルを塗って硬化させます
3・これを1本ずつ行い全ての爪に施術をします

これでベースジェルがしっかりと乗ります。

そうすれば、その上に乗せるカラージェルなどは縮む心配がありませんので、そのあとは通常通り施術をしてください。

爪がエナメルのような方

ジェルネイルの下準備として、通常180グリッド程度のバッファーでサンディングをしていきますが、それではなかなか爪表面が曇らない方がいらっしゃいます。

そういった方は、爪の表面がエナメルのような状態で傷が入りにくい性質になっています。

傷が入りにくい=ジェルの持ちが悪く、これが原因の場合が多いです。

だからといってどんどん力を入れて爪に傷を入れてしまうと、爪が削れてしまいますから、そうではなくグリッド数を低くした粗めのバッファーでサンディングをしてください。

あくまで爪を削るのではなく曇らせることが目的です。爪を傷めないように細心の注意を払いましょう。

サプリメントや薬を飲んでいる方

爪には蒸散作用があります。

サプリメントを積極的に摂取している方は、体内であまった成分は体外に排出されるのですが、それが爪の表面から出ていくことがあります。

特にビタミンB系や燃焼系サプリメントはそれが強いようです。

後は飲んでいる薬によっては、同様なことが起こるといわれています。

その場合は、それらをやめていただくわけにはいかないので、それが原因となってジェルネイルが持たない場合もあるとお伝えする程度にとどめましょう。

それを聞いて、やめられるものであればやめるでしょうし、そうではない場合は納得していただくしかありません。

そこはお客様の価値観であり、ネイリストが強要するべきものではないですね。

まとめ

お客様は爪質について、あまり詳しくはありません。

私たちネイリストが、どうして持たないかを理解しその方に合った施術をしていかなくてはなりません。

それにあわせて、お客様にどうして持たなかったのか、だから今回はこのように施術をしますと説明する必要があります。

そこを理解していただいたうえで、お客様と二人三脚でよりジェルネイルを長持ちさせられるようにできると良いですね。

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