次回予約をいただく時にどう伝えていますか

次回予約をいただく時に、あなたはなんと言っていますか?

「次の予約はどうしますか?」と聞いた場合、選択肢は「予約する」「予約しない」のふたつです。

ですが、次回予約は必ずいただくものだとすると、選択肢はひとつになります。

私のサロンのお客様は、自ら次回予約をいつにしたいとおっしゃってくださいます。

あなたやあなたのお客様の次回予約への認識はどうでしょうか。

次回予約は誰のため

次回予約をいただいたら、次の月の売り上げの予定がたつから、必ずいただきましょう。

そうアドバイスされることがあると思います。

もちろんそれは正しい意見で、私もクライアントさんにはそうお伝えしています。

ですが、それが一番の理由ではありません。

次回予約をいただくのは、自分のためではなくあくまでお客様のためです。

お客様に次回予約をいただかず、またジェルネイルの付け替え時期が来たら連絡しますと言われて、はいそうですかと納得してはいけません。

もし、その付け替え時期にあなたのサロンの予約が取れなかったらどうでしょうか。

お客様のお爪が傷んでしまう可能性が高くなりますし、何より無責任だと思うのです。

「でも、うちのサロンはそんなに予約が入らないからギリギリでも大丈夫」なんて思っていませんか?

もし開業初期でお客様がさほどいらっしゃらない時期でも、お客様にいつでも予約が取れるサロンだと思わせてはいけません。

いつでもガラガラの流行っていないサロンに、ずっと通おうと思うお客様は稀です。

そしてそう思われることで、お互いに予約がなあなあになっていくこともあるのです。

次回予約は施術が終わった後

施術が終わった後が、やはりお客様も気持ちがあがっていてまた施術を受けたいと思っていらっしゃいます。

ですから、施術が終わった後にいただくのが基本です。

とはいっても、お会計をする前に次回はどうしますかと聞くのはちょっと待ってください。

やはり、お会計をした後に次回のご予定を聞くのが失礼のない対応でしょう。

待っていただく間にカレンダーをお見せする

私は会計をしている間に、お客様にカレンダーをお見せしています。

「次の付け替えのタイミングは◯◯さんでしたら、◯月の◯週あたりが良いと思いますので、お会計をしている間にカレンダーを見ていてください」とお伝えして計算に入ります。

お客様や季節によっても、付け替え時期は変化します。

予約しますかしませんかではなく、この時期が付け替え時期なのでご予約をしてくださいとお伝えしています。

それはお客様のお爪に対して、責任を持ちたいからです。

適正なメンテナンス時期をお伝えし、次回もちゃんと来ていただき責任を持って施術をすることは、ネイリストの使命でもあります。

まとめ

次回予約を取ることが苦手というネイリストさんは、その理由を次のように考えてみてください。

・お客様が予約を取れずに困らないようにする
・適正な時期に付け替えることでお爪を傷めないようにする

次回予約が当たり前のサロンになれば、自然とお客様のほうから予約をさせてほしいとおっしゃってくださいます。

その状態を目指してみてくださいね。

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