これからサロンをオープンしようと思う時に、初期の新規集客はとても重要となってきます。
これが上手くいかないと、しばらくお客様がいらっしゃらない=お金が入ってこない状態です。
私も開業時はゼロからのスタートでしたから、どうやってお客様に私のサロンを知ってもらうのかが、最初に考えることでした。
新規集客の考え方として押さえておくことがありますので、それについてお話しをしていきます。
売りとなるものを絞り込む
自分にとって理想的なお客様(ペルソナ)を決め、売りとなるメニューを絞り込むことが必要です。
でも、どうして絞り込まなくてはならないのでしょうか。
その人に響くメッセージを発信するためなど色々な理由がありますが、絞り込んでそれが素晴らしいものだったら、その他のメニューも素晴らしいものだと想像してもらえます。
あれもこれも素晴らしいんですよと言っても伝わりませんから、しっかりと絞り込んでみてください。
誰がどうなれるのかを明確にする
ここでも、ペルソナを明確にすることが大切になってきます。
明確にしたペルソナが、あなたのメニューを受けることでどうなれるのか。どんな素晴らしい未来が待っているのか。
大げさではなく、それが全てです。
あらゆる方法を試していく
集客方法はいろいろありますが、チラシや広告、ブログやSNSが代表的なものです。
この時に考えることは、費用対効果です。お金がかかっても、それ以上の利益があればやる価値がありますね。
例えばチラシを例にとってみましょう。
チラシ印刷と配布に10万円かかったとします。
配布数は、10000枚で3名集客でき、客単価1万円だったとします。
この場合は、7万円の損失だと思いますか?
この新規集客をした時に大切なことは、そのお客様がいかに2回目にご来店くださるかです。
2回通ってくださった方は、3回目4回目とリピートしてくださる確率が格段に高まります。
1回目に3万円の売り上げだったとしても、その後そのお客様のうち2人が1年間(月1回来店)リピートしてくださったらどうでしょうか。
・最初の3名様ご来店で3万円
・ そのうち2名様が11ヶ月継続で22万円
合計で25万円の売り上げになります。
最初の10万円を引いても、あなたには1年間で15万円の売り上げがあがるということです。
ですから、LTV(ライフタイムバリュー/顧客生涯価値)、すなわちそのお客様があなたのサロンに生涯いくら使ってくださるかを考えていかなくてはいけないのです。
これを踏まえて、広告費をいくら出すのかを考えてみてくださいね。
最初のハードルを下げる
初回◯◯%引きなど、まずは1回目のハードルを下げてご来店いただく方法があります。
いわゆるフロントエンド(本来買っていただきたいものの前段階となるもの)商品として、価格を安くします。
この場合、人は30%以上の割引がないと「安い」とは感じませんので、それ以下の割引ではやる意味があまりありません。
かといって割引をしすぎると、2回目のご来店のハードルが上がってしまいますね。
・10000円のメニューを30%引きで7000円で受けてもらって、次回10000円。
・10000円のメニューを70%引きで3000円で受けてもらって、次回10000円。
どちらが2回目に来ていただくハードルが高いでしょうか。
お客様の初回割引価格での満足度よりも、2回目の正規価格での満足度は、初回以上であると判断してもらわないと次回来店はありません。
そう考えると、割引をしすぎることは自分で自分の首を締めることになってしまいます。
さらには、価格で勝負するつもりでしたら、業界最安値でないと意味がありません。
これを個人店がやり続けることは到底無理です。
もしそれをした場合、多くのお客様がご来店くださっても施術しきれないうえに、忙しいだけ忙しくて実入りが少ないことになります。
私が生徒さんにクーポンサイトでクーポンを出すことを止めるのは、そういった理由です。
まとめ
すべてに言えることですが、継続することが何より大切です。1回や2回やってみて結果がでないと諦めてはいけません。
その時に必ず、やったこととその結果を検証して次回に生かしてくださいね。
余談ですが、最後のクーポンサイトのお話し。
私の知り合いがクーポンサイトで4000円でジェルネイルを2回できるものを出しました。
200人集客できたようですが、ネイリストは1人。とにかく数をこなすだけで精一杯。
さらにはクーポンサイトに半分もっていかれますので、1回あたりの施術料金は1000円です。
それで何人リピートしてくださったかというと、結果はゼロだったそうです。
せっかく頑張ったのにと、とてもがっかりされていました。
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