先日来店したお客様は、指先を酷使する仕事をしています。
よく使う左手親指の爪が、両側から亀裂が入った状態で来店されました。
爪の白く伸びたフリーエッジの部分ではなく、爪のピンクの部分であるネイルベッドにかけて亀裂が入っています。
しかも亀裂が繋がっていれば良かったのですが、中央が5ミリほど残って爪に付いているので、亀裂より爪先を除去して長さ出しをすることはできません。
そんな時、どうやって亀裂直しをすれば良いのでしょうか。
何を使って亀裂直しをすれば良いの?
亀裂直しをする方法には、色々あります。
私はアクリルを使っています。
検定で学んだことを使うならシルクラップがありますが、それで亀裂直しをするネイルサロンはほどんどないと思います。
他にも、ジェルだけで補強する方法もありますが、私はやっぱり強度のあるアクリルを使うことをオススメしています。
部分的に直してはダメ!
亀裂直しというと、亀裂の入った部分とその周辺を直すことになります。
ちょっとした亀裂だとそれでも大丈夫なのですが、今回のように両側から深く亀裂が入っている場合、それでは補強力が弱いんです。
そうなると、一番良いのは亀裂直しではなくアクリルフローターになります。
フローターというのは、爪の長さ出しをしないで爪全体にアクリルを薄くのせて補強する方法です。
爪の形に注意しながら施術しましょう
ジェルを乗せる前のアクリルフローターなので、厚みと形に注意しなくてはなりません。
カラージェルなど乗せる場合は、ジェルの厚みも考慮してフローターをする必要があります。
指の皮膚の盛り上がりでサイドラインなど見えにくいですが、このお客様はクリアジェル施術なので、フローターのあとは上から薄いノンワイプトップジェルを乗せました。
他の爪と時と同じ厚みになるように、計算して乗せます。
サイドラインもスッキリさせ、横から見た時にアーモンドのような形になっているように作っていきます。
アクリススカルプをする時と同じですね。
まとめ
亀裂直しもフローターも、お客様が怪我をしていないかをまず確認します。
出血していたり、液がにじんでいたりという場合は、施術しない選択をしましょう。(最低でもその爪だけは治るのを待ちます)
それから、アクリルなんて触ったことがないという方も、アクリルパウダーとアクリルリキッドを使って、小さなボールを取る練習をしてみてください。
それさえできれば、ちょっとした亀裂直しならすぐにできるようになりますよ。
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