ネイル単体ではなく、エステやマツエクもメニューに入っている場合、ネイルテーブルで施術をするようにはいきませんよね。
ベッドに仰向けになっているお客様の手を施術するには、いくつか気をつけなければならないことがあります。
同時施術の大変な点とは
私も駆け出しの頃に勤務していたサロンは、エステとまつ毛パーマも行なっていました。
どちらのメニューもベッドに仰向けになって施術なので、ネイルもその状態で施術することになります。
その状態での施術で大変だなと思った点がいくつかあります。
- お客様はリラックスした状態なので寝てしまうことも多く、予想外の動きをされてしまう
- 目をつぶった状態なので、こちらからライトに手を入れてくださいといったお願いが伝わりにくい
- 寝てしまったお客様を起こさないようにするため、施術の途中での状態を確認をしてもらいにくい
- 左右の手を施術するのに、ネイリストがその都度ベッドの両側を往復することになり、時間のロスが発生する
- 通常のネイルテーブルでの施術のような姿勢を保つことができないので、同じクオリティにするにはそのぶん時間がかかる
- ライトに手を入れてから不意に動かれてしまい、やり直しをすることもある
- 信頼関係を結ぶためのコミュニケーションが取りにくい
これらの悩みをクリアするために、色々な工夫が必要になります。
最初にいつも以上のカウンセリングを行う
途中の確認をしてもらうために、寝ているところを起こさなくてはならない場合もあります。
でも、せっかくリラックスしているのでできる限りそれはしたくないですよね。
そのためには、施術に入る前のカウンセリングが大切になってきます。
例えばフレンチの深さ、ラメラインの太さ、パーツの色合わせや位置の確認など、お客様に聞かなくてはならないことを最初にしっかり聞いておくようにします。
お客様のどんな動きにも対応する
寝ているお客様は、どんな動きをするのか予想ができないですよね。
細いラインを描いている時に、突然ビクッと動いてしまったり、ライトで固め始めたと思ったらふちにぶつけてしまったり。
それを防ぐことは難しいので、そうなってしまっても大丈夫なようにこちらが動くと良いですね。
動くと想定して、その場合お客様の手や足のどの部分を押さえておけば動いたとしても影響ないのかを予想して施術をすることで、失敗を最小限に防ぐことができます。
時間短縮は得意なところで追い上げる
通常ならライトで固めている間に反対の手を施術することができますが、動かないように押さえてとなるとそれができません。
その分の時間が、いつもより長引いてしまいますよね。
やはりそれをカバーするには、自分の得意なところで時間短縮をするしかありません。
その時のテクニックとして、自分の得意なアートをオススメすることも必要です。
お客様のご要望の中に自分の得意なものを入れた提案をすることで、時間短縮できるだけではなく、よりお客様に満足していただける施術をすることができます。
得意なものを入れた提案というのは、何も楽をするためではありませんよね。
お客様の思っていた以上のものになるような提案をすることができるのも、得意なものを入れるメリットでもあります。
施術の体勢を工夫する
ただ仰向けに寝てもらうだけではなく、ちょっとした工夫で施術しやすくなる場合があります。
足のネイルでしたら、膝をたててもらうと寝ている間に力が入らなくなってしまいますから、立てた膝の間に厚めのクッションを挟んでおくことで、お客様も楽ですし、施術者も不意な動きが減ってやりやすいです。
手も左右の手首の下に置くアームレストは、手首だけではなく手のひらも置けるくらいの大きさだと固定しやすいです。
他にも、仰向けのお腹の上をまたぐように台を置くことで、その上で施術することもできます。
施術する状態から考えられる工夫をしてみることで、ちょっとした時間短縮になり、それが積み重なって思ったよりも時間のロスをカバーできるようになりますね。
まとめ
忙しいお客様にとって、同時施術は魅力があります。
だからといって、クオリティが下がったり時間がかかりすぎては不満が残ってしまいます。
ひとつのサロンで全て済むことが売りになりますから、その中でお客様によりリラックスして良い時間を過ごしてもらえるとリピートにも繋がりますね。
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