ハードジェルのオフにサンディングバンドを使って良いの?

先日講座を受講されたネイリストさんは、ジェルネイルのオフにサンディングバンドと呼ばれる、使い捨てのネイルマシン用の紙やすりを使っていました。

サンディングバンド

けい普通の顔

どうしてサンディングバンドで削っているんですか?

れあ子さん

普通のビットだとすぐに目が詰まってしまうから、使い捨てしているんです。

でも、ちょっと不都合もあるんですよ。

サンディングバンドの使い道は?

ネイルマシンを購入したときに、セットにサンディングバンドがついています。

サンディングバンドにはいろいろなグリット数(目の粗さ)があって、基本的にはジェルを塗る前の下準備(プレパレーション) で、爪の表面に傷を入れるために使います。

目が荒いので、ジェルを削ることもできます。

けい普通の顔

でも、サンディングバンドで削っていくとお客様にとって不快なことがあるんです。

摩擦熱が発生しやすい

サンディングバンドでジェルを削っていると、ジェルを削るためのビットよりも摩擦熱が発生しやすく、お客様が熱い感じることが多いです。

けい普通の顔

摩擦熱は、お客様が不快に思う原因になります。

ネイルマシンを使っているサロンは嫌だと言うお客様もいるくらいですから、その不快感は大きなものですよね。

プレパレーションでの使用も注意が必要

ジェルの削りではなくプレパレーション(ジェルを乗せる下準備)に使った場合。

かなり傷が入るので、ハードジェルのプレパレーションに使うことがあります。

けい普通の顔

でも、上手に使わないと爪を削ってしまいます。

傷をしっかり入れてジェルを取れにくくするために、ソフトジェルの下準備に荒目のサンディングバンドを使うサロンを見かけたことがあります。

180グリットのスポンジバッファで優しく撫でただけできちんと定着させられるので、爪を痛めるような下準備は避けた方が良いです。

まとめ

ジェルを削る時に、ビットにダストがが入り込んで目が詰まってしまうと気になりますよね。

その場合は、いらなくなったネイルブラシなどで掻き出したり、そのための専用のブラシなども売っています。

けい普通の顔

それらを使いながら施術をすると、快適に削ることができます。

サンディングバンドをジェルオフで使うには摩擦熱が大きいので、避けた方が無難です。

 

 

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