初めて会った相手から信頼を得ることは、難しいことなのでしょうか。

でも、サロンに初来店したお客様から信頼を得なければ次回来店はありませんよね。

この記事では、私の経験したとある店長さんとのやり取りから考えてみます。

ネイルの話からはそれますが、これが信頼を得ることなんだと再確認した出来事なので読んでもらえると嬉しいです。

スマホが壊れた！

私のスマホが、昨日の夜から再起動を繰り返していて、全く使えませんでした。

突然の不具合で、仕事にならないしどうしようかと思い、近くの修理店を探して予約をして行ったんです。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”店長さん”] いらっしゃいませ[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”わたし”] メールでも連絡したんですけど、アイフォンが再起動を繰り返して使えなくなってしまったんです[/speech_bubble]

バッテリーが消耗したからではないかと試してくれた後、それでもなおらず、考えられることをいくつも試してくれました。

それでも一向に改善しません。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”店長さん”] もう、初期化してみるしか方法がないですね・・・[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”わたし”] クラウドでバックアップ取ってるので、大丈夫だと思うのですが・・・[/speech_bubble]

初期化するにも、なにせ電源が１５秒くらいで落ちてしまうので、それすらできないかもしれませんでした。

修理店の店長さんは、不安そうな私を気遣って、アイフォン頑張れ〜なんて言いながら対応してくださり、なんとか設定などをしていきました。

途中で電話がかかってきた

私の対応の途中で電話がかかってきたのですが、その対応がとても親切でした。

話の内容からすると、アップルのショップと間違えて誰かが電話をしてきたようなのです。

普通の対応だと、違いますで終わるかもしれませんし、アップルの電話番号を伝えるくらいだと思うんです。

でも、どういった内容の問い合わせなのかを詳しく聞いた後、それならどこに電話をしたら良いのか、電話をかけたらどういった流れで対応してもらえるのかなど、そこまでするんだと感動するくらいに親切に対応していました。

それが終わってからも、私への対応は続きました。

初期化まで一緒にやってくれた

初期化する作業は自宅でできるので帰ったらやろうかと思っていたのですが、店長さんは不安そうな私を見て、一緒にその場でショップのWi-Fiに繋いで初期化からバックアップ作業まで一緒に関わってくれました。

ただ、そこまでしてもらったのにも関わらず、私のアイフォンはなおりませんでしたから、買い換えなくてはならないという結論になったんです。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”わたし”] 今日は親身に本当にありがとうございました。代金はおいくらになりますか？[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”店長さん”] いえいえ、お役に立てなかったので今日は結構ですよ[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”わたし”] そんな！こんなに対応してくださったので・・・[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”店長さん”] 大丈夫ですよ！もしまた何かあった時にでも思い出してもらえらば嬉しいです＾＾[/speech_bubble]

まずは与えるの法則

人から信頼してもらうためには、まず自分から与えることが大切ですよね。

自分が何もしていないのに、相手から信頼してもらえることはありません。

そして、その信頼があるからこそ購入したりサービスを受けようと思ってもらえます。

今回の店長さんは、私に一切売り込みはしてきませんでした。

途中でこんな会話もあったんですよ。（初期化する前）

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”わたし”] せっかくなので、バッテリー交換だけでもお願いしていきます[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”店長さん”] さっき見たら、まだバッテリーは使えそうでしたよ。もし次に交換するときは、交換する時期かどうか再度確認してからやりますね。まだ勿体無い＾＾[/speech_bubble]

もし買って買っての店長さんだったら、バッテリー交換をしてくれとこちらから話を出したので、じゃぁ変えましょうとなってもおかしくないと思うんです。

さらに信頼が決定的となったメール

帰宅してから、新しいアイフォンを注文しようと思っていたところ、先ほどの店長さんからメールが入っていました。

内容は、他の系列店舗に問い合わせたところ同じような不具合で来店している人が何人もいた、その中で対処方法があった、その内容は・・・というものでした。

そのメールの内容通りに設定したところ、再起動を繰り返す症状はおさまり、買い直さなくてもよくなりました。

一円も支払っていない私に対して、ここまで親身にフォローしてくれるなんて本当に驚きました。

私が次にスマホで不具合が出て修理となったときは、迷わずその店長さんのところに行きますよね。この店長さんなら任せられると思いました。

まとめ

今回、相手の信頼を得るための接客とはこういうことなんだなと、接客を受ける側として感じました。

まさに「得たければ与えよ」ですね。

きっと私は周りでスマホの不具合で困った人がいたら、今回のお店を紹介しますよ。